<首相の怒り1> 首相指示の不徹底に苛立つ

15日、フンセン首相、矢継ぎ早の音声指示

14日の夕方から夜かけて起こったプノンペン都、タクマウ市の買いだめ騒動が政府高官の誰かが首相の音声メッセージを巷にリークしたことが原因でその後の音声メッセージの謝罪とロックダウンの説明には明らかに首相の苛立ちがあった。その後、15-16日に首相の音声メッセージが何度もあり、それだけロックダウンの趣旨や規制が十分に国民に徹底しないことを物語っている。それはまた、首相の怒りが国民以上に現場に近い役人や警察官のいい加減さで規制が不徹底になっていること、それに便乗する市民の一部の規制破りに向けられてものだ。

15日、フン・セン首相:「封鎖は死ではなく命を救うためのものです」

危機的な時期にはそれには、全体像を把握できず、不必要な恐れを引き起こすことに対し十分な情報を提供し、警戒する必要がある。」とフンセン首相がプノンペンと南部の都市タクマウの封鎖について政府当局者に送った短い内部音声メッセージの要旨である、と地元メディアが報道する。首相のメッセージは非常に明確ですが、2つの地域の封鎖に関する政府の発表の前に、政府に内部的に(一般向けではなく)送信した短い通知を誰かが漏らし人々を混乱されたのである。

ロックダウンの当日に都知事が延長示唆

フンセン首相の苛立ちの反映であろう。16日、プノンペン都知事:クオン・スレンは15日(木曜日夜、「14日間の夜間外出禁止令が成功しなかった場合、首都を閉鎖するための措置を引き続き講じる。」と述べ、それが翌日に報道された。

法務省の報道官:封鎖、COVID-19に対する厳格な措置 違反者への警告

法務省の国務長官兼報道官:キム・サンテフィアップ氏は「封鎖はすべての人々が家にいることを要求する厳格な行政措置である」と述べた、と16日に報道された。

食料品店、食品製造工場、病院、民間クリニック、銀行などの日用品に関連するものを除いて、企業や企業は封鎖中に一時的に閉鎖されなければならない、と同市は彼は公式Facebookで発表された声明を指摘したという。運営を継続することを許可されたすべての公的および私的機関は、待機スタッフの数を最小限に抑え、マスクの着用、安全距離の維持、手をきれいにするなどのすべての健康対策を実施する必要があるとも述べている。「この封鎖措置に違反した者は、既存の法律に従って罰せられる」と同氏は強調した。まさに法の番人の法務省からの違反者への警告である。

 

 

おすすめの記事