大変なことになった! 7日にハンガリー外交団のカンボジア側警備員の陽性を確認

ハンガリーの外務大臣 カンボジアからタイに到着した後、陽性確認」のニュースは、カンボジア政府・保健省に衝撃が走った。タイのアヌティン・チャーンビラクル保健相は、ピーター・シジャルトと彼の12人の代表団が3日(火曜日)にカンボジアから到着した後に検査をおこなったが、同外務大臣だけが感染していることが判明したという。同外務大臣は、2回検査後、陽性が確認された4日の午後に治療のためタイBamrasnaradura感染症研究所に送られた。

ハンガリー外務大臣 画像:ロイター伝

先月の出発時やカンボジア入国時は陰性だった?

4日(水曜日)、ハンガリーの外務貿易大臣は、公式訪問のためにタイに到着した後、新型コロナウイルス(COVID-19)の検査でについて陽性であると確認された、とタイとハンガリーの当局者が発表した。ハンガリーの代表団は、タイのプラユット・チャンオチャ首相を表敬訪問する予定であったが、取り止めとなった。ハンガリーの報道機関MTIは、ハンガリーの外務省の最高報道官の言葉を引用して、Szij同外務大臣が新型コロナウイルスに対して陽性であったことを確認したが、先月アジア・ツアーに出る前には陰性であったと付け加えている。タイの前にカンボジアを訪問した際に検査が行われている(それとも陰性証明のみで外交官特権で検査免除されたのか?一般人ならタイ入国時の検査以前にカンボジア出国時に検査で陰性証明が必要である)はずだが、その感染経路自体については、明らかにされていない。

カンボジア側の不審

カンボジアでは、この4日時点では公式では国内感染0で、外交団が利用する出入国ゲートは、一般客と区別されたVIPゲートを利用しているはずだが、今回のタイでの陽性確認、カンボジア側から見るに不審を抱かざるを得なかっただろう。

4日のタイから報道を受けたカンボジア政府は、すぐさま同外交団と接触した600人以上の新型コロナウイルス検査を行い、5日朝、検査者全員が陰性である、と発表した。が、これは保健省の勇み足か、カンボジアメディアの前のめりの報道であった。

600人以上の検査が行われた事は事実であろうが、5日の朝というのはいかにも早すぎる。検査結果で陰性者もいたでろうが、全員というのは勇み足か、前のめりの報道であった。不審といえば、不審な話で5日にはフンセン首相自らが自己隔離に入っている。

カンボジア政府に衝撃が走る ー7日、新型コロナ感染の陽性者確認ー

検査者全員が陰性と報道されているのに、ハンガリー外交団のカンボジア側ガードマンの一人から喉の痛み、咳、発熱の症状が出て、再検査の結果は陽性であったことが、7日(土曜日)に確認された。患者は自宅に帰っており、直ちに家族とともに隔離措置が取られた。

 

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