シェムリアップ州裁判所は昨日、ビジネスパートナーに3万ドル以上相当の不渡り小切手4枚を発行した疑いで女性実業家に実刑判決を下した。
シェムリアップ州シェムリアップ市コルクチャク自治区のソフトドリンク小売業者:ニーン・サンボ(36歳)が、有価証券及び支払取引に関する法律第231条に基づき不当に小切手を発行した罪で起訴された。
有罪判決を受けた場合、彼女は懲役1年から5年の刑に処せられる可能性がある。
シェムリアップ州警察のヴォン・サルウン氏は、サンボ容疑者が2021年に全国販売するため、被害者のエナジードリンク会社オーナー、トン・クイヘンさん(41歳)からエナジードリンクを購入したと述べている。被害者の訴状によると、被告:サンボは2021年から2022年にかけて購入したエナジードリンクの代金として3万ドル以上の借金をしており、昨年11月2日に被害者に3万ドル以上の不渡り小切手4枚を発行したという。
小切手が銀行で不渡りになったとき、被害者はサンボさんに何度も連絡して支払いを要求したが、サンボさんは支払いを逃れ続けた。そこで被害者は、取引ビジネス相手のサンボに対して訴訟を起こした。5月16日にシェムリアップ市でサンボ容疑者が逮捕された。
カンボジアでは、一見成功者にみせかける詐欺実業家が男女を問わず、事件となるケースが多い。一度味をしめた成功者の気が大きくなって多額の借金をし、詐欺に走るといったケースが多い。
掲載写真:Khmer Times