24時間騒音に住民の怒り 警察がプノンペンの悪名高い私営の「騒音公害」に介入

騒音公害の多いプノンペンのナイトスポットのレストランやビアガーデンが、大量騒音での客寄せが地域住民にとっては私企業の儲け主義の騒音公害であり、地区行政への苦情が絶えない。この騒音公害はプノンペンの各地で起こっている。

店側の傍若無人な態度に疲れ果てた近隣住民から反感を受け、深夜の騒音まで絶え間なく続く大音量の苦情を受けて地区警察も動き出し、苦情の多い店に警告を出すに至っている。

騒音で苦情が殺到する悪名高い店 地区警察の提供 Khmer Times掲載

大音量の騒音に激怒した住民がプノンペン警察署の Facebook ページに通報した後、2 月 23 日、プノンペン市トゥールコーク地区のデポ 3 マーケットの管理職員は、24 時間 DN 施設の所有者に彼らの騒音は迷惑であると教育しました。その騒音出力は耐え難いものであったという。

その後、店のオーナーは近隣住民に迷惑をかけないよう契約(騒音への配慮を約束)を結んだという。

騒音公害防止の契約を結ばされる経営者 地区警察の提供 Khmer Times掲載

昨年、同様に問題となったボンケンコン1区のレストランやバサックレーンの欧米人の集まるバーでも同様の警察からの警告を受け、騒音防止の契約を結ばされている。

いずれも耐え難い周辺住民の苦情からである。今後、他でも起きている私経営の儲け主義の騒音公害に住民はもはや黙っていないであろう。この問題は、プノンペンの各地に広がるだろう。現在は店名が公表されていないが、やがて悪質なものはほぼ「店名公表(今回同様にバサックレーンの場合と同じく店の特定が可能な写真が公表)」である。特に悪質な店については警察からの写真提供である。

掲載写真:プノンペン警察の提供 Khmer Times

おすすめの記事