カンボジアでは、2022 年の最初の 7 か月間で多く薬物の逮捕たちと大量の薬物押収し、逮捕者、押収物大幅に増加した、と反薬物警察局 (ADP) の13日(土)の報告書は述べている。
当局は、今年1月から7月の間に9,151人の麻薬関連容疑者を逮捕し、昨年同期の7,876人から9,151 人に16%増加し、また約3.27トンの違法薬物が押収され、240%増加したと報告書は述べている。
今やカンボジアはミャンマーと並ぶ密造拠点と流通のハブの役割を担っている。
今年押収された薬物には、ヘロイン、エクスタシー、コカイン、クリスタル メタンフェタミン、メタンフェタミン ピル、カチノン、ケタミンなどが含まれていた。報告書によると、今年の同時期に容疑者から約 201 トンの薬物成分、17 丁のピストル、31 丁のライフル、74 台の車、821 台のバイク、3,099 台の電話、228 個の体重計、および金銭も押収されている。
フン・セン首相は、違法薬物との闘いが最優先事項であると述べ、違法薬物と闘うための協調的な取り組みを呼びかけている。
東南アジアの国では、麻薬密売人に死刑判決はないが、その法律の下では、違法薬物を 80 グラム以上密売した罪で有罪判決を受けた者は、終身刑に処せられる可能性がある、と中国の新華社電は伝える。それはそうであろう。何しろカンボジアで麻薬関連で捕まる外国人の9割以上が中国人なのだから。
台湾マフィア、香港マフィア、大陸マフィアは、麻薬に関しては中国政府の唱える「一つの中国」の理想を実現している。
掲載画像:押収した薬物を焼く麻薬撲滅の式典 画像:Khmer Timesより