在住中国人女性、児童誘拐虚偽の主張で拘束

プノンペンの中央市場で子供が誘拐されたとソーシャルメディアで虚偽の主張をした精神障害のある中国人女性が警察に拘束された。

この中国人女性は5月22日朝、警察に逮捕され、取り調べのためセンソク地区警察署に送られたという。

プノンペン都警察・報道官:サン・ソク・セイハ氏は、女性の主張を受けて、報道チームと即時対応チームがセンソック地区コククリアン行政警察署と協力して捜査・入国管理局の専門部隊と連携し、真実を解明しようとしていると述べた。

同報道官は、「女性は4月20日に中央市場で子供を失ったのは事実である」と述べている。

セントラル・マーケットの所長は、3歳の少年が両親を探してセントラル・マーケット内を一人でさまよっているのを目撃したため、警察はNGOのミス・サムラン(別名フレンズ・インターナショナル)に少年の世話をするよう連絡したという。

その後調べで、警察は中国にいる女性の親族に連絡し、女性が神経症などの精神疾患を長年患っていたことを確認した。

取り調べ後、当局は中国大使館に報告するとともに、同女性はカンボジア在住であるが、関連書類を準備して手続きを続行し、入国管理総局に送り、女性とその子供を強制送還するよう当局に指導を求めている。

人騒がせな事件だが、精神疾患となると、ちょっと哀れになる。

掲載写真:Khmer Times

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