感染者2名の死亡 プノンペン都、カンダル州
新型コロナ感染に直接起因する2人の新たな死者が発生した。これで感染累計死者は7人となった。いずれも<2月20日市中感染事件>に関連する感染で今月に入ってからである。
保健省の発表によれば、死者1人はプノンペン出身の38歳のカンボジア人男性である。3月16日に感染が判明していた。もう1人の死者はカンダル州トム島地区(カジノ地域)で感染が判明したカジノ従業員の中国人(45歳)である。
新規感染者55人中、プノンペン都が50人を占める
保健省の25日朝の発表によれば、<2月20日市中感染事件>関連で新規感染者55人、累計1,348人になった。
場所別感染者はプノンペン都で50人、カンボジア人49人とベトナム人1人である。カンダール州で1人、州都タクマウ居住のカンボジア人である。コンポントム州1人で、カンボジア人生後9か月乳児、プレアシハヌークビル州1人、カンボジア人1人である。シェムリアップ州で1人、カンボジア人、そして昨日に発表され新たな感染州に加わったトボンクムン Tbong Khmum 州で1人、カンボジア人で警察官である。
特にプノンペン都では感染者55人中50人を占め、その内49人がカンボジア人、既にプノンペン都では保健省が先週警告していた通り、新型コロナウイルスは都内に浸潤し、3,4次感染が次々と発生していることを物語っている。
カンボジアの累計感染総数は、1,872人に達した。
なお、プノンペン都では17人が未だ病院へ運ばれていないという。
*掲載写真:シェムリアップの街の封鎖地区 画像:地元メディア