保健省は7日朝現在、新規感染者31人を確認している。31人の内訳はプノンペン14人、シハヌークビル15人、プレイベン州1人、コンポントム州1人である。
依然として中国人の感染が占める割合は圧倒的多数
プノンペン都では、14人うち中国人8人とカンボジア人6人、シハヌークビルでは14人の中国人14人ベトナム人1人、プレイベン州でカンボジア人1人、コンポントムでのカンボジア1人。これで2月20日市中感染関連では感染累計477人ちなった。地域住民に感染の広がりがみられるが、依然として中国人の感染が占める割合は圧倒的多数である。
同事件関連で感染は1都6州に拡大、新たにコンポントム、プレイベン州
同市中感染関連では、1都6州(カンダル、プレアシハヌーク、コ・コン、プレイベン、スバイリエン、コンポントム州)に感染者が広がっているが、プレイベン州の場合は結婚式がらみのようであるが、コンポントムの初めて感染者確認については定かでない。
また、輸入症例として3人感染が確認されている。3人はいずれも2月22日に中央アフリカ共和国(CAR)からカンボジアに戻ったカンボジアの国連平和維持軍のメンバーです。これで、カンボジアの感染者累計総数987人となっている。
なお、フンセン首相は2月8日夜の検疫ホテル脱走者の4人の中国人のうち2人は感染者であると言明している。
なお、中国人4人の脱走をわずかなお金で幇助したということで拘留されたソカホテルの警備員2名は6日に検疫隔離を終え、国家警察はさらなる調査のために、ミィアーンチェイ地区軍警察に「容疑者の調査と監視に関する小委員会」に移送されたという。
*掲載写真:イメージ 画像:Khmer Timesより。