保健省はカンダル州で昨日の新規感染者105人中64人の確認となった。まさに感染爆発の中心地となった。この州の累計は161人になった、現在国内感染では首都プノンペンに次いで2番目に多い州となり、シハヌークビル州の累計感染者を抜いた。
カンダル州の新規感染者数64人は中国人32人、カンボジア人14人、ベトナム人10人、タイ人8人となっている。新規感染者64人全員が同じ地区、 Koh Thom district, Sompov Poun commune,Preak Seung である。ここ地区は、外貨稼ぎのためにベトナム国境に接して設けられたカジノとエンターテイメントセンター地区がChret Thom地区にある。昨日1日の感染者確認ではカンダル州がプノンペン都を含む他のすべての州を上回っている。
なお、上記のPreak SeungはChret Thom地区の北に位置している。
*上記地図のカンダル州Chret Thomにはカジノが集まり中国人の夜の遊び場スポットになっている。ベトナム、タイ、カンボジア人はこうした施設で働いていたものと思われる。
保健省は更なる感染者増を予想して検査数を増やし、人員を送っている。
*掲載写真:検査前にSompov Poun commune,Preak Seungの村人を調査する。 画像:地元メディア