首相、州当局に「洪水被害者への支援に注意を払え」と要請

フン・マネ首相は29日(金)、ここ数日の広範囲にわたる豪雨により多くの地域で洪水が発生しているため、各州の指導者に対し、洪水被害に遭った人々の支援に注意を払うよう要請した。

同首相はテレグラムを通じて送った録音メッセージで、国家災害管理委員会(NCDM)の副委員長であるクン・キム上級大臣に対し、追加の緊急対応策の準備において地方自治体の指導者を注意深く監視し、協力するよう求めたという。また、長官と憲兵隊、陸軍、海軍の司令官に対し、大雨によって引き起こされる可能性のある自然災害に介入する準備を整えるよう命じた。

首相は副首相兼経済財務大臣:アウン・ポーンモニロートに対し、地方からの要請に備えて洪水被害者に配布する食料や備品を準備するよう指示し、また作物が深刻な影響を受けている農家のために種籾を準備するよう命じた。

国家災害管理委員会(NCDM):広報担当ソス・キムコルモニー氏は、継続的な豪雨によりポーサット、コンポントム、プレアヴィヒア、トボンカム、クラティ、プレア・シアヌーク、ココンなど多くの州や都市で洪水が発生していると述べた。最も大きな被害を受けたのはコンポントム州で、8つの地区レベルの行政単位と28自治区が影響を受けた

最近の洪水は、7月下旬と8月に続くものである。1か月以上の間に、カンボジアの25の州と都市のうち19の洪水により、2万世帯以上が被害を受け、4人が死亡、数万ヘクタールの農業生産と多数のインフラ施設が被害を受けたという。

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