首相、カンボジアを世界最大のカシューナッツ輸出国に   <動画有り>

フンセン首相は、「将来、カンボジアを世界最大のカシューナッツの輸出国にしたい」と述べた

これは、フン・セン首相が3月13日、ストゥン・ポーサット第1 水力発電所の建設視察後、ポーサット州での300以上の家族との会合で語ったものである。さらに首相は、「同州の人々に戦略的作物であるカシューを栽培するよう促したい」とも述べている。

*下の記事をご参照ください。

フンセン首相は同演説のなかで、「カンボジアの生カシューナッツの収穫量は1.18トンに達し、カシューナッツ輸出国であるコートジボワールを上回った」と延べ、「目標を達成するには、処理インフラストラクチャとサポート施設へのさらなる投資が必要である」と述べ、「現時点でカシューナッツの生産量は世界で最も高いため、未加工の穀物を世界に輸出できる最終製品、特に観光部門で人気のある製品にするための加工に、より多くの投資が必要です」と付け加えた。

*YouTube動画 クメール語、英語字幕

カンボジア カシュー協会によると、現在カンボジアには 70 万ヘクタール以上のカシュー ・プランテーション(熱帯農園)があり、年間 10 億ドル以上の収益を上げている。

カンボジアは生のカシューナッツを海外に輸出しており、なかでもベトナムはカンボジアからのカシューナッツの最大の市場である*。

カンボジアからのカシューナッツの最大輸入国ベトナム:カンボジアのカシュ―ナッツ輸出が輸入相手国への直接輸出ではなく、ベトナム経由で輸出していることを物語っている。カンボジア農産物のカシューナッツも胡椒同様にカンボジアのブランドレベルや製品加工レベルで未だ困難なためであろう。

掲載写真:Khmer Times

おすすめの記事