飲酒運転撲滅キャンペーン 取り締まりの結果、事故が減少

国家警察幹部は、「数日前に交通警察が飲酒運転撲滅キャンペーンを開始して以来、交通事故の件数が減少した」と述べた。

国家警察が、特に夜間の飲酒と運転に関する交通法を取り締まるキャンペーンを開始した後、一部のクラブやバーは客にトゥクトゥクやタクシーを無料で提供し始めた。

人々はこのキャンペーンを非常に支持しており、特に夜間の飲酒運転による交通事故を減らすために飲酒運転の取り締まりを続けるプノンペン当局を今後も支援していくだろうと同幹部は述べている。

国家警察の報告書によると、1月25日から30日にかけて行われた飲酒運転撲滅キャンペーン中、警察はドライバーの飲酒が判明した279台(乗用車145台、オートバイ134台)を停車させた。

国家警察のサー・テット長官も、全国の交通警察官に対し、交通事故を減らすキャンペーンを実施するよう指示し、次のように述べた。

「最近、フン・マネ首相の指示のおかげで、プノンペンでは事故の数が減少していることがわかりました。これは、私たちが正しいことをしていることを意味します」と述べ、「このキャンペーンは飲酒運転を禁止し、命を守り、飲酒運転による死傷をなくすことを目的としている」と同氏は付け加えた。

国家警察の報告によると、2023年の交通事故件数は計3,317件、死者1,590人、負傷者4,515人、うち重傷者は2,766人だった。

同報告書は、交通事故の最も一般的な原因は、スピード違反、右側通行不履行(逆走)、不注意な追い越し、不用意な右左折、赤信号の無視、飲酒運転などであるという。

カンボジアの国連開発計画(UNDP)と国家交通安全委員会が共同で実施した報告書によると、カンボジアにおける交通事故は死傷者の主な原因であり、同国に年間4億6,600万ドルの損害を与えているという。

また、この飲酒運転の取り締まりは、一時的なものでなく恒久的なものとなることが求められている。

掲載写真:国家警察の提供

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