雨季が来た!保健省が7つの病気について警告

雨季にさまざまな水による病気を引き起こすことはカンボジアではよく知られている事実です。保健省は、5月15日から始まる雨季の始まりに7つの感染症に対して警告を発表した。ここ2年、コロナ禍では隠れていた病気の表出するきっかけが、雨季の始まりである。

保健省・感染症局長で同省報道官:Ly Sovann氏は10日(火)夜、7つの一般的な病気ーデング熱、マラリア、インフルエンザ、台風熱、水系感染症、コレラが含まれるーの蔓延について注意を喚起した。同氏はまた、鼠の尿によって伝染するハンセン病は、腎臓の損傷、肝臓の損傷、髄膜炎、呼吸器系の問題を引き起こす可能性があるとも警告している。

カンボジアに住んでいる人なら、マンションでもレストランでも鼠を見ることがよくある。カンボジアでは、鼠もゴキブリも日本と比べ大型で、跋扈している。ヤモリやトッカエは日本の住宅ではほとんど見ないが、カンボジアではごく普通に住み着いている。特に病気を蔓延させる鼠みだが、時に猫かと思うほど大きさで住宅街を走り回っている。日本の夏に当たる湿気の多い暑さが続くカンボジアの雨季は病気に注意が必要である。

保健省の同報道官は、雨の下を歩いたり旅行したりした直後に、温水またはスープを飲むように人々にアドバイスしている。彼は人々に、免疫システムを強化し、感染症から保護するために、カボチャ、熟したパパイヤ、熟したバナナ、オレンジ、そしてビタミンCを豊富に含む野菜を用意することを提案した。

「カンボジアではしばらくの間、Covid-19感染の新しい症例は報告されていませんが、集会や閉ざされた場所ではマスクを着用し続け、Covid-19を防ぐために石鹸と水で頻繁に手を洗うことをお勧めします。」とも付け加えた。

保健省大臣Mam BunHengは以前、38度を超える熱、喉の痛み、乾いた咳などの健康上の問題がある場合は、最寄りの保健センターまたは紹介病院に連絡してタイムリーな医療を受けるようにアドバイスしている。

プノンペン都のミエンチェイ地区Chak Angre Loek地区Prek TaKongIII村の自治区長:Chan Thavy氏は11日、「洪水が過去6〜7年間同氏の村に大混乱をもたらしていた」と述べている。村の人々と子供たちは、水、足、デング熱、疥癬の病気を発症しいたという。

湿地帯の多い地域では特に雨季での感染症への注意が必要である。熱帯特有の病気に免疫力のない外国人居住者は特に注意すべき7つの病気である。

掲載写真:イメージ 画像:Khmer Times

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