農林水産省(MAFF)の高官は、これまでのところ水田灌漑(かんがい)用の水不足に直面しているのはバッタンバン州だけであることを確認したという。
同省報道官:イム・ラクナ氏は25日(火)、バッタンバン州バナン地区でスノエン、プノン・サンポフ、タ・クリームの3つのコミューンが作物栽培のための水不足の影響を受けていると述べた。
「私たちは全国の農林水産省部門から情報を受け取りましたが、これまでのところ、他のどの州も畑を灌漑するのに十分な水の供給していることを確認した」と説明している。
農林水産省はこれまで、今年の雨季には小規模な干拓地域が発生するだろうと農家に通知を出しており、これまで農林水産省の全部門が稲作農家と緊密に連携し、雨季に干拓地域が存在する地域の灌漑システムをチェックしてきたが、供給が不十分だと認識しており、「私たちは稲作農家と地方自治体に対し、水を適切に保管し、田畑に水が必要な場合にのみ使用するよう常に指示しています。また、農家には水の使用量が少なくて済む他の作物を栽培するよう奨励しています」と付け加えている。
なお、今年は全国的に干ばつの懸念があると、水資源・気象省は発表している。
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掲載写真:Khmer Times