警察はバッサクレーンの事件を受け亜酸化窒素の使用規制を強化

警察は、下の事件を受けて「亜酸化窒素の使用規制を強化する」という。

当局は亜酸化窒素の吸引を人々の健康に危険な化合物であると認め、特に内務省麻薬対策部門の警察は、亜酸化窒素を規制物質のリストに含める予定である。

国家警察副本部長:モク・チト氏は6日、麻薬取締官らがプノンのナイトクラブで「ハッピーバルーン」と名付けられた数個の風船を購入した後、笑気ガスとして知られる亜酸化窒素が麻薬として使用されていたことを警察が発見したと述べた。同氏は、この捜索により、亜酸化窒素は人に多幸感を与えるだけでなく、神経や血管への深刻な損傷、意識喪失、心臓発作、さらには死に至る可能性があることが明らかになったと述べた。

同氏は、オーストラリア、オランダと英国の例を挙げ、亜酸化窒素は制限物質であり、特定の状況下では亜酸化窒素を使用した者は2年から5年の懲役に処される可能性があると指摘した。

同氏は、カンボジアでは亜酸化窒素はまだ禁止物質ではないが、病院では患者を助けるために亜酸化窒素の使用が許可されている。だが、このガスの使用は当局によって許可され場合のみであると付け加えている。

今後、「亜酸化窒素を麻薬リストに追加した後、亜酸化窒素を使用する者や亜酸化窒素を販売する娯楽施設の経営者は法的措置を受けることになる」とチト・ゲン氏は述べた。

 

掲載写真:亜酸化窒素のボンベ 警察提供

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