観光省が「カンボジア・中国観光年2025」の公式開会式を開催

カンボジア政府の許可を得て、観光省、カンボジア王国駐在中国大使館および関係機関は、2025年5月23日に「カンボジア・中国観光年2025」の公式開会式を開催します。

観光省が5月19日に発表した声明によると、このイベントは中華人民共和国の習近平国家主席が2025年4月17日から18日にかけてカンボジア王国を国賓訪問し、両国の首脳が2025年を「カンボジア・中国観光年」と定​​めることで合意したことを受けて企画されたという。

同企画では、2025年5月23日夜にチャクトマック・カンファレンスホールで、カンボジアと中国のアーティストによる合同パフォーマンスが行われます。さらに、2025年5月24日と25日には、チャクトマック川沿いの遊歩道沿いにあるテチョ・ミースとテチョ・ヨートの庭園で、カンボジアと中国のアーティストによる合同パフォーマンスが一般公開されます。

この点に関し、観光省は、より多くの中国人投資家や観光客がカンボジアを訪れ投資するよう誘致するため、一般国民、観光協会、旅行業者、民間部門、メディア、国内外の観光客、関係各位に対し、あらゆる手段を講じて上記のイベントを広く宣伝するよう呼びかけたい。

コロナ禍とカンボジアにおける中国マフィアの拠点化によって急激に落ち込んだ中国人観光客数だが、依然としてコロナ禍前の状況に回復していない。このイベントが回復への起爆剤となるか、と両国は期待しているが、問題は中国国内の景気如何とカンボジアの治安状況であろう。

掲載写真:観光省の提供

おすすめの記事