国務次官兼民間航空・報道官:シン・チャンセリブサ氏は、「カンボジアは2021年の最初の6か月と比較して、王国に入国する航空旅客が500%増加したことを記録したと述べている。2022 年 1 月から 7 月までの総旅客数は 908,059 人で、2021 年の同時期と比較して 500% 近く増加したが、コロナ以前の2019 年の同時期と比較して 74% 減少している」と述べた。
またカンボジアが「ニューノーマル」に従って空の旅を促進するためのすべての措置と障壁を取り除き、その結果、乗客数と航空機数が徐々に増加していると述べている。
旅行業界の壊滅的な状況は依然、続いている
最初に前年比5倍増と言いながら、実はコロナ以前と比べれば、75%減少というのは、以前カンボジアの旅行業界の壊滅的な状況は改善されていないことを物語っている。
なかでもゼロコロナに固執する中国客がほとんど来ない状況は深刻である。2019年には中国からの航空会社16社を含む51社が運航しており、2022年(2022年7月現在)までに中国からの航空会社6社を含む26社になったとのこと、中国の出国規制でこの状況は当面変わりそうもない。
希望的観測気球を上げ続ける観光省の報告ですら、2022 年上半期に合計 506,762 人の国際観光客がカンボジアを訪れ、2021 年の同時期と比較して 394.1% 増加しているが、コロナ以前の2019年の同時期と比較して 84.8% 減少したと、認めざるを得ない状況が続いている。
掲載画像:Khmer Timesより