このほど米国は、カンボジアに最初の米国農務省(USDA)の事務所を開設し、両国間の農業貿易の拡大を支援することになった。
プノンペンの米国大使館によると、USDA農務省海外農業局(FAS)の事務所は大使館にありますが、その仕事は両国に利益をもたらす二国間農業貿易と協力を支援するために王国全体に及んでいいる。在カンボジア米国大使:W.パトリックマーフィー氏は次のように述べている。
「カンボジアにはアメリカの農産物と技術に対する大きな欲求があり、この新しいUSDA事務所は、カンボジアの消費者と生産者がそれらをより利用できるようにするために働きます」
「これは両国にとって朗報であり、カンボジアの人々が米国からの高品質の商品やサービスにアクセスできるようにするという私たちの長年の取り組みを反映しています。」
カンボジアは米国の農業輸出の成長市場であり、2020年の売上高は過去10年間で474%増加して7,270万ドルに上ったという。
上記のFAS事務所はまた、農業生産性を向上させるプログラムとしてカンボジアの学童と農民を支援するため小学校の子供たちに食事を提供する:Mc Govern-Dole International Food for EducationProgrammeやFoodfor Progressなど、進行中のUSDA開発支援プログラムに数千万ドルを費やしている。
FAS事務所は、初の農業専門家:Sokkea Hoy氏を任命した。同氏は以前、米国大使館で商業スペシャリストとして働き、米国企業がカンボジア市場に参入するのを支援していた。
バイデン政権の誕生以来、米国とカンボジアの関係は良好となってきている。
掲載画像:米国農務省(USDA)の事務所:USDA農務省海外農業局(FAS)を開所式 画像:Khmer Times より