禁煙区域で喫煙の中国人、警備員の注意に対して暴行して逮捕される

プノンペンで、禁煙エリアでタバコを吸わないよう注意した警備員を襲った中国人男が逮捕された。

この非行中国人の男は、8月24日午後11時28分、プノンペン都チャムカルモン地区トンレ・バサック区にある「ザ・ブリッジ」で逮捕された。現場関係者によると、中国人の男はエレベーター室に入ってきて、エレベーター内で喫煙を始めたという。警備員が喫煙をやめるよう要求し、これに対して男は警備員を襲い、暴力を振るったという。

事件の通報を受け、憲兵隊が到着して犯人を逮捕し、取り調べとさらなる措置のためにチャムカーモン地区憲兵隊事務所に連行した。

掲載写真を見るに周囲にも喫煙・暴行の男がいるようであるが、彼等は街のゴロツキのような同胞の男を止めなかったのか。1990年代の日本で中国人観光客によく見られたマナー違反で顰蹙(ひんしゅく)をかった連中と同じであるが、現在、日本に来る中国人観光客は迷惑な大声、買い物の列に並ばない、場所もわきまえず喫煙という姿はほとんど見られなくなった。聞けば、中国出国前に厳しく海外でのマナー違反や恥知らずな行動のないように厳しく注意されるという。カンボジアに来る中国人にはそれが行われているのか、元来、中国本土でも問題を起こした連中が多いということであろうか。カンボジアでは新しい事件だが、かつて他の諸国で中国人が繰り返したマナー違反の姿の典型であるが、さすがに他の近隣の国では減っている。

掲載写真:

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