環境大臣 マンゴー工場に公共水源の汚染を止めるよう命令

エアン・ソファレット環境大臣は、カンシンロン・フード(カンボジア)社に対し、未処理の廃水を公共水源に排出することを直ちに停止し、汚染されたオクバル・ラン川を修復するよう命じた。

大臣の指示は、パイリン県環境局が関係当局と協力して実施した検査の後、19日に出された。

同局は16日(日)、パイリン州サラクラオ郡ストゥンカチ村にある工場が未処理の廃水を公共の排水システムに違法に排出し、公共の水源に影響を与えていたことを発見した。

この工場はマンゴーを加工しているが、廃水処理システムが15日間正常に機能しなかったため、オクバルラン川が汚染され、多数の魚が死んだ。

工場から排出された廃水は濁っていて、悪臭を放ち、ひどく汚染されていた。廃水は工場の排水システムを通じてオクバルラン川に排出され、魚の死を招いた。さらに、汚染は工場付近の47世帯に直接影響を及ぼし、現在、日常使用のためのきれいな水の不足に悩まされている。

これらの調査結果を受けて、検査チームは同社に対し、未処理の廃水を公共水源に排出することを直ちに停止するよう指示した。環境省の専門作業部会はパイリン県環境局および地方当局と協力し、現地調査を実施し、さまざまな場所から水サンプルを採取し、環境、社会、公衆衛生へのさらなる影響を防ぐため、直ちに法的措置を講じている。

同大臣は19日、同社が環境および天然資源に関する規則を遵守しない場合は事業継続は認められないと警告した。

環境省報道官:クヴァイ・アティヤ氏は19日、今年1月から昨日までに工場が未処理の廃水を公共水源に排出したのは9件目だと述べた。

3月12日、フン・マネト首相は関係省庁、機関、地方当局に対し、環境省と協力して水質汚染の防止と削減対策を講じるよう指示した。この指示では、工場に対し、排水前に廃水を処理するよう求めている。

掲載写真:環境省の提供

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