
エアン・ソファレット環境大臣は23日、グリーンツーリズムの促進と地域利益の強化に向けた取り組みを評価するため、コンポンスプー州クノン・プサールへの視察を主導した。同大臣は住民の生活向上のため、地元コミュニティとの連携を強化するよう求めた。
この場所は、コンポンスプー州オーラル地区タサル自治区、ロラクカンチュン区タインボンポン村の中央カルダモン国立公園内に位置し、近年、地元や海外からの観光客に人気のエコツーリズムの目的地となっている。
この山は、ハイキングコースと息を呑むほど美しい日の出と日の入りの眺めで、観光客の間で広く知られています。自然のままの草原、森林、そして豊富な野生生物が特徴で、「自然の楽園」とよく言われます。
訪問中、ソファレット氏とその代表団は、プノン・クノン・クラプやプノン・クノン・スロブなど、緑豊かな野原の回廊、そして風光明媚な山の尾根を通り抜けながら、この地域を10キロ歩きました。この時期、クノン・プサールを覆う黄金色の草原は、絵のように美しく穏やかな風景であることを改めて確認した。
「クノン・プサール山に到着。息を呑むほど壮大で、磨かれていない宝石のようで、その美しさは明らかです。豊かな緑に囲まれ、空気はとても澄んでいて、コミュニティの夢を確かに実現する光景です」と環境大臣は語った。
同ソファレット氏は、グリーンツーリズムの発展は、フン・マネ首相が主導する政府のペンタゴン戦略フェーズ1と一致していると指摘した。同氏は、同省が自然遺産と文化遺産をエコツーリズムの取り組みに統合し、地域社会に持続可能な利益をもたらすよう努めていることを改めて強調した。
訪問の一環として、ソファレット氏とその代表団は、オーラル地区タサル自治区にある新たな地域樹木苗圃の建設予定地を視察した。
同苗圃は、年間数百万本の苗木を生産する能力があり、カンボジアの森林再生活動に大きく貢献すると期待されている。
掲載写真:環境省の提供