王立バレエ団 ユネスコの「無形文化遺産」登録21周年を迎える

王立バレエ団ユネスコ無形文化遺産に登録されて21周年を祝して、カンボジアのスター2人が伝統的なクメールの衣装を身に着けた写真が披露された。

王立バレエ団の衣装を着けたミス・グランド・コンテスト・カンボジア2023の準優勝者であるコイ・アンナさんとソケア・キムレアンさんは、11月7日に王立バレエ団の参加を祝って衣装を着用した。

カンボジアでアプサラダンスという名の知られる起源は、シアヌーク元国王のコサマック王女がタイヤカンボジア民族舞踊を基にアンコール王朝の意匠を活かした20世紀後半に誕生した創作舞踊である。観光宣伝でアンコール時代からの伝統舞踊というのは虚偽である。

王立舞踊団の起源そのものがウドンに王都があった時代からの王室付き舞踊団である。かつてポルポト(本名:サロット・ソー)の従妹、姉が王室付きの舞踊団に呼ばれたこと機に少年期に王宮内で暮らし、やがてフランスに留学することになる。ポルポトの最初の妻はカンボジア初の女学生としてフランスの留学したキューポナリーである。ウドン王朝とアンコール王朝(14世紀末に滅亡)の繋がりはない。

掲載写真:王立バレイ団の提供

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