テレグラムグループ「サバイサバイ」のメンバー40人以上がカンボジア警察による逮捕が始まった。
同グループのメンバーらは、7月23日(日)の国政選挙の投票用紙を無効にする運動に関与していることが罪に当たるというのが警察の逮捕理由だという。
内務省・報道官:キュー・ソピーク氏は、警察が無効投票キャンペーンに関与した44人のテレグラムアカウントを特定したと述べている。
同報道官は、「容疑者たちは元カンボジア救国党(CNRP)及びその後継党であるキャンドルライト党(CP)のメンバーである」と述べた。
同報道官は、21日(金)から23日(日)にかけて、容疑者らは「サバイ・サバイ」グループのテレグラムへの書き込み、テレグラム登録済みの有権者に対し、日曜日に投票所に行き、投票用紙に×印を付けて投票を無効にするよう扇動したと述べた。これが、「選挙法に違反している」と付け加えた。
また、「警察はテレグラムのプロフィールから彼らの身元を把握しています。警察は現在、彼らを裁くべく積極的に捜査を行っている。私は国民にこのサバイ・サバイ・テレグラム・グループに関わらないよう訴えます。このグループは国民を扇動して国政選挙を破壊し、政府に反抗することを目的としているグループだからです」と同報道官は強調した。
*テレグラムは秘匿性の高いSNSと言われているが、どうやらそうではないようです。
掲載写真:既に逮捕されたテレグラムの容疑者 Khmer Times