法務省は、王立司法アカデミーの画像を使用して国民を騙して不正投資をさせたテレグラム詐欺師の事件について、当局および関連機関と協力して捜査し、法的措置を講じている。
同省は水曜日、詐欺師が最近「カンボジア王立司法アカデミーの画像」を使用し、名前を「Empiregain-Trade.com」に変更し、詐欺対象者に誤解を招く目的で「Cambodia Empire-Trading Khmer Investment Group Chat」というテレグラムアカウントを作成したと発表した。
この不正アカウントが、国民を欺いて不正な投資を誘うものである。
同省は、9,391人の一般人がテレグラムグループに登録したことを明らかにした。
同省は、「他の省庁や機関、当局と協力して詐欺師に対する捜査と法的措置を講じている」と述べ、詐欺にSMSを利用する人々を対象としており、特に警戒するよう国民に呼び掛けた。
法務省報道官:チン・マリン氏は、「法務省は内務省や他の機関と協力して犯人の特定と法的措置に取り組んでおり、結果は後日発表される」と述べている。
同省・報道官は、近年、詐欺の形で多くのサイバー犯罪が発生しており、詐欺のほとんどが「テレグラムを使用している」と指摘し、注意を呼び掛けている。
同省は、「許可なく他人の名前を使用してソーシャルメディアアカウントを作成する行為に、違法であることを確認し、各自の判断が問われると、すべての国民に呼び掛けたい」としている。
カンボジア青少年評議会(YCC)事務局長:イム・ソシー氏はかつて、当局がソーシャルメディア上の詐欺師に対して行動を起こしたことを称賛するが、「テクノロジーについてまだ深い知識を持たないカンボジア人には指導すべきだ」と述べた。
同氏は、一方で「カンボジアにはソーシャルメディアの使用を規制する法律はない」とも付け加えた。
この場合、同氏は政府に対し、ソーシャルメディアの使用を管理する法律の制定を急ぎ、国民に法律の理解を広め、訓練するよう求めていると述べている。
掲載写真:Khmer Times