
水資源気象省(MOWRAM)は現在、主要水路沿いの浸食と土地の喪失を防ぐため、トボンクムン、カンダール、コンポンチャムの3つの州にわたって6,500メートル以上に及ぶ河岸強化プロジェクトを実施している。
フン・マネ首相はソーシャルメディアで、昨年から現在まで同省が継続している取り組みは、重要な地域での決壊を防ぎ、カンボジア国境沿いの土地を守るために河岸を強化することを目的としていると発表した。
同省は2024年に、トボンクムン州の3か所で3,505メートルをジオテキスタイルバッグで補強し、今年はさらに8か所で追加工事を計画している。カンダル州では、4か所で1,400メートルを保護するために、ジオテキスタイルバッグ、ガビオンボックス、コンクリート構造物の使用などの対策が講じられた。同様に、コンポンチャム州では、合計1,600メートルに及ぶ4か所がジオテキスタイル技術を使用して安定化されている。
首相は、河川や小川、湖の強化は浸食を減らし、水の流れを保全し、環境の安定性を維持し、農地や家屋を含む公共および私有財産を保護することを強調した。また、河川の決壊による影響から道路、橋、病院、寺院、学校などのインフラを守る上で、これらの対策が重要であると指摘した。
先週13日、水資源大臣のトール・チェタ氏は、技術職員や地方当局とともに、カンダル州とトゥボンクムム州のメコン川河岸保護プロジェクトの進捗状況を視察した。
視察は、カンダル州の2つの主要プロジェクト、すなわちピーム村の200メートルの蛇籠箱とジオテキスタイル構造物、およびロカールクノン村の450メートルの蛇籠箱とジオテキスタイル構造物に焦点が当てられた。トゥボンクムム州では、トゥール・クール村の1,000メートルの河岸保護プロジェクトも視察された。
掲載写真:水資源・気象省の提供