土曜日あたりから急激に早朝の気温が低下しています。また日が明ければ、快晴です。まさに本格的な<涼季(りょうき)の始まりです。例年12月~1月いっぱい続き、2月に入ると気温が徐々に上がり、3月からは乾季の中でも暑季(しょうき)という、乾燥のなかでの熱気に包まれる耐え難い季節がやってきます。この暑季は例年5月末頃まで続きます。日本の春休みがある公務員や大手会社員はこの時期に一時帰国が避暑として増える時期で早めの脱出航空機の予約が必要です。
さて。水資源・気象省は、カンボジアの気象状況に関する週間予報です。。
気象省は、中国からの高気圧からの強いモンスーンの影響で気温が急激に低下していることを確認しました。日本の天気予報ならば冬型のシベリア高気圧の強まり、日本列島は強い寒波に見舞われるといった予報と同じです。
カンボジア各地の気象状況は次のようになります。
◇ 12 月 18 日から 20 日にかけて、天候は気温は大きく下がり、特に山地帯、ダンレック山脈と北東部の高原に隣接する地域では気温低下が大きいです。
・モンドルキリ、ラタナキリ、プレアビヒア、ウダンミンチェイ、パイリンの各州では、最低気温が 15 ~ 16 °C に下がることがあります。
・バンテアイメンチェイ、バッタンバン、シェムリアップ、ストゥン トレンの各州では、最低気温が 17 ~ 18 °C 程度に下がることがあります。
※首都プノンペンなどの地方は最低気温が20℃前後です。お陰で就寝時の冷房はいらなくなります。
この間の日中の最高気温は26~29℃です。
12月21日以降は2~3℃上昇する可能性があります。
一日の気温の比較差が大きいですから、体調管理に注意が必要です。
掲載写真:イメージ プノンボーコル登山道路