水資源・気象省 一転、全国に大雨注意報

水資源・気象省は10月17~18日の最新予報を発表した。

先週末に今週から降水量は減少するという予報であったが、今度は一転、大雨の注意報を17日の午前に発表した。こうした気象の急変という予報は、実はよくあることで、自前の天気予報が出せるほどの、気象予報能力そのものが率直に言ってないのであろう。

気象予報は今やスマホで簡単に手に入るが、その実、国や地域によっておおむねの予報ということです。これはカンボジア自体が、水資源・気象省が統括する機関の気象観測の積み重ねや予報士の能力に帰趨(きすう)するからであろう。

*下の記事をご参照ください。

同省は、低気圧(ITCZ)がカンボジア南部全域に広がり続けていると述べている。

また、低気圧の端につながる活動的な低気圧がベトナム中部に到達し、北東部高原とラオス南部のパクセー地域の間の内陸部へ進み続けることで一転、大雨の予報となったようだ。今は、季節風が南西から北に変化する時期で、季節風の方向が落ち着くまで、大雨であったり、晴天の酷暑が続いたりといった日々が予想されます。

水資源・気象省によると、10月17日から18日にかけて、プノンペンや地方各州(中央部低地帯)では小雨から中程度の雨が降り、また場所によっては大雨になる可能性があります。降雨に雷と混じり、陸地面積の 60% ~ 80% を覆う雨が降る可能性があります。

10 月 19 日は、ダンレック山脈に隣接する北部の州(ポーサット、バッタバン州)からタイ北西部、カンボジア北東部の高原では、小雨となる可能性があります。

気候の急変にご注意ください。

掲載写真:イメージ(プノンペン)

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