最初の5ヶ月で麻薬関連の逮捕者や麻薬押収が急増

これは、中国国営の新華社が取り上げた記事を元にしています。中国に限らず、各国の共産党政権はメディアはプロパガンダ(宣伝工作)と党によって位置づけられており、当然ニュース発信も「宣伝工作」の一環としてメディア統制の伝達と理解される。

新華社は中国の東南アジア最大友好国のカンボジアについて、このほどカンボジア麻薬取締局(ADP)が3日(月)に発表した報告書によると、「カンボジアでは2024年の最初の5か月間に逮捕者数と押収された麻薬の量の両方が大幅に増加した」という見出しに記事を挙げている。

同報告書によると、当局は今年1月から5月の間に麻薬関連の容疑者9,369人を拘留しており、これは昨年の同時期の7,230人から29%増加しており、容疑者324人は13カ国に及ぶ外国人だったという。報告書は「2024年1月から5月の間に、合計4.71トンの違法薬物が容疑者から押収された」と述べている。一方、「2023年の最初の5か月間に押収された違法薬物はわずか784.8kgだっと」付け加えている。

今年押収された薬物のほとんどはケタミン、結晶メタンフェタミン、メタンフェタミン錠剤、ヘロイン、エクスタシー、コカインなどだった。いずれも各国が麻薬名づけ、取り締まり対象の薬物である。

この東南アジアの国のカンボジアは、昨年8月にフン・マネト首相が就任して以来、違法薬物と闘う取り組みを強化している。カンボジアのすべての軍隊と公務員は薬物検査を受けることが義務付けられており、陽性反応を示した者は例外なく解雇されるというカンボジアでの最近の取り締まり姿勢についても触れている。この新華社記事、カンボジアの最近の麻薬取締り強化をあえて強調する記事は、何らかでカンボジアにつながる同胞への警鐘とカンボジアの取り組みへの叱咤激励と受け取れる。

掲載写真:新華社掲載 Khmer Timesが記事そのものと一緒に転載

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