昨年、年間火災件数670、19人死亡、35人負傷 件数は前年比で減少

昨年、報告された火災は670件で合計18人が死亡、35人が負傷した。カンボジアの消防署によると、昨年の火災件数は、2020年の937件に比べて大幅に減少しました。

消防局のネト・ヴァンサ氏は27日、報告された火災発生の最大数の場所はプノンペンで117件、カンダル州で59件、シェムリアップ州で54件、コンポントム州で41件であったと述べている。

「この国には1,590の火災が発生しやすい地域があり、そのうち958はプノンペンにあり、残りは24の州にあります。首都には火災の影響を受けやすい182の工場があり、州にはさらに726の工場があります」と彼は付け加えた。

また同氏は、現在、国家警察に1,394人の消防士、336台の消防車、199台の消防署があると述べた。

「来たる旧正月のために、ヴァンサ氏は、線香、ろうそく、冥銭に火をつけるときは注意し、電気ストーブやガスストーブを使用するなどして、火事が発生しないように注意するように人々にアドバイスしました。」と中国正月への注意を呼び掛けた。

なお26日のプノンペンの火災について、午前3時45分ごろにプノンペン・ルッセイケオ地区:ルッセイケオ区、ボエンサラン村のボレイサンバスメアス・アパートで火災が発生し、3人が負傷したと述べた。

カンボジアでの住宅火災で最も多い原因は、漏電

カンボジアでの住宅火災で最も多い原因は、漏電である。これがカンボジアの特色でもある。漏電は設備の老朽化以前に電柱を見ればわかるように、タコ足どころかマングローブ配線、日本では配線許可が降りないような素人仕事である。国家試験の資格などあるのだろうか、定かでない。だから新築マンションとて漏電火災の心配がないとは言い切れない。

消防車が来ても、お金を渡さないと消火してくれない

消防車が来ても、最低(相場)500㌦程度ないと消火してくれない、そもそも日本が消防車をタダで支援しても、消防士はカンボジア人であろうと日本人であろうとお金を出さなきゃ、延焼を見ているしかない。これもまた、カンボジア暮らしの基礎知識なのであるが、観光や海外生活ガイドブックには載せない。

掲載写真:プノンペン市街での火事 画像:Khmer Times

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