映画監督、カンボジア系アメリカ人未亡人から8万ドルを詐取した疑い

カンボジア系アメリカ人の未亡人の弁護士は、国内の映画監督が彼女から約8万ドルを騙し取ったとして、プノンペン地方裁判所の検察官に告訴状を提出した。

告訴状は、チア・サ副検事率いるプノンペン地方裁判所の検察官と裁判所に提出され、映画監督で「AZIAN STARS FILM」企業の取締役であるワット・リメン(VATH LYMENG)氏を相手取ったものだった。

この事件は現在法廷で審理中である。

原告の弁護士が提出した訴状によると、被害者は2023年1月に米国からカンボジアを訪問し、カンボジアの生産施設の従業員であるヴァス・リメン氏と会って知り合ったという。

被害者がカンボジアに一時滞在していた間、ヴァット・リメンは、利益を上げてそれを分配するために映画・ビデオ制作会社を設立することを目的として、合弁事業に投資するよう被害者を説得した。

被害者は、カンボジア人が現在、芸術と映画産業に強い支持を示していることから、ワット・リメンを信頼し、このビジネスが収益を生み出すと信じた後、米国に戻ったら投資することを約束し、映画とビデオの制作会社を設立するためにお金をワット・リメンに送金すると述べた。

被害者は米国に帰国後、ワット・リメン名義の口座を通じて映画・ビデオ制作会社に投資するための一連の送金を行った。

合計で 12 件の送金が行われ、合計金額は USD85,200.00 (85,200 米ドル) になりました。

ワット・リメンは金銭を受け取った後、その金銭のすべてを被害者と事前に合意した目的以外の目的に使用した。

ワット・リメン氏はその金を私利私欲のために使い、その金の一部は自身の映画・ビデオ制作会社「AZIAN STARS FILM」の設立に使われた、と主張している。

チア・サ副検事率いるプノンペン地方裁判所の検察官は、すでにヴァス・リメン氏に対して3回召喚状を発行しているが、同氏はこれに応じなかった。

掲載写真:Knmer Times プノンペン裁判所

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