日本企業 クーレン山にツリーハウスホテルの建設を計画

日本の企業:TreeFulは、シェムリアップ州のクーレン山で「高級ツリーハウス」ホテ​​ルへの投資を計画しているという。

TreeFul代表:鍋島勝人氏は最近、2023年初めに世界的に有名なエンジニアであり、沖縄に高級ツリーハウスを建設するTreeFul社の創設者である菊川悟氏がカンボジアを訪れ、シェムリアップの歴史的な山にあるツリーハウスの建設に興味を持っていたと語った。

このプロジェクトは「経済、環境、地域の人々の貧困削減の面でカンボジアに多くの利益をもたらすでしょう。ツリーハウスは、カンボジアの観光商品の新しいパッケージとなり、特に質の高い観光客を惹きつけて訪問し、滞在を延長するのに役立つツールとなるでしょう。」と説明している。

また、同社は農業、環境、技術分野の専門家を派遣し、同地域の可能性と影響を評価し、関係省庁が投資許可を申請するためのマスタープランの作成につなげているという。「プノン・クーレンには大きな木、水、野生動物があり、古都(世界遺産:アンコール遺跡群)にも近いため、このツリーハウスを建てるというアイデアにぴったりである」とも語っている。

同企業の鍋島勝人氏は、「この家は豪華さと環境に優しいコンセプトを念頭に置いて設計されると述べた。同氏は、自身が環境意識の高い国である日本出身であり、このプロジェクトは持続可能な開発目標(SDGs)に沿ったものであると述べた。同氏は、このプロジェクトにより日本からカンボジアへのさらなる投資がもたらされる可能性がある」とも強調している。

シェムリアップ州情報局によると、TreeFul開発プロジェクトは環境と生物多様性を統合し、樹木を破壊するのではなく森林破壊から守る革新的なプロジェクトである、語っている。だが、クーレン山自体がカンボジアの国立公園に指定されており、その点での整合性はどうなるかについては、国内メディアの報道では触れていない。

掲載写真:Khmer Times

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