カンボジア商工会議所(CCC)とカンボジアの日本貿易機構(Jetro)は、二国間投資と貿易に関する協力を強化し、深めるために、近い将来、覚書(MoU)に署名する可能性を検討することで原則的に合意した。
CCC代表・Lim Heng氏は1月20日、「地元メディアに 2つの国双方の組織は幅広い問題で協力しており、同商工会議所は若いカンボジアの起業家を訓練のために日本に派遣した。2つの機関間のより強力なパートナーシップ、さらには2国間の潜在的な自由貿易協定(FTA)の足がかりと見なしていまる」と述べた。「率直に言って、貿易と投資の面でジェトロと多くの連絡を取り合っています。また、両国間の投資を強化するために、日本の仙台に商工会議所の駐在員事務所を設置しました。」と付け加えた。仙台事務所は、12月14日に設立されました。
1月18日の会議で、CCCのキットメン会長とジェトロプノンペン事務所の代表は、2つの協会間の協力に関する問題について話し合った。同会談では、より多くの日本の投資家をカンボジアに引き込むために、Jetroプロジェクトやその他の活動、およびCCCの支援を活用して、協力をさらに強化することに焦点が当てられたという。
提案された覚書およびJetroとASEANビジネス諮問委員会(ASEAN-BAC)との間のカードに関する同様の取引は、カンボジアのCCCとJetroの間の協力のため、ASEANの枠組み内を含む、新しくより効果的な二国間および地域チャネルを提供する可能性があるという。
コロナ禍でも、日本=カンボジアの貿易はわずかだが拡大
商務省の予備データによると、カンボジアと日本の二国間貿易額は2021年に17,000億ドルを超え、前年の16億9,200万ドル以上から0.49パーセントのわずかな増加を記録しました。Jetroは11月以降の数字をまだ公開していないが、同省の統計によると、昨年のカンボジアの日本への輸出額は10億9400万ドルで、2020年に比べて3.61%増加し、輸入額は6億700万ドルで、前年比4.68%減少した。これは、日本とのカンボジアの貿易でカンボジア側の黒字が、前年の4億2000万ドルから、2020年には4億9000万ドルに拡大したことを意味している。
掲載写真:イメージ 画像:Phnom Penh Post