日本、サンボー・プレイクック寺院遺跡の保護に30万ドルを追加支援

日本政府は、「サンボ・プレイクック遺跡の保存・修復における人材育成プロジェクト」でのサンボ・プレイクック寺院群の保存・保護のための人材のリハビリテーションと研修に30万ドルの補助金支援を提供した。

文化芸術省と日本大使館は12日(火)共同でプレス声明を発表し、同新たな援助は寺院の歴史的地区の維持と修復が効率的かつ効果的に行われることを確実にするのに補助金支援が役立つと述べた。

サンボプレイクック国家当局のファン・ナディ局長は、30万ドルの助成金は人材育成と人材保護に活用されると述べている。人材育成については、日本は専門家を派遣し、修理、保存作業、保存に関する意見交換を専門とするカンボジアの職員や労働者の研修を実施する。

2020年、日本政府は既に来年完成予定の研修棟の建設に着手し、サンボプレイクック複合施設の保存作業に資機材を提供している。

ファン・ナディ局長は「日本の追加支援に喜びを表明し、カンボジアはサンボプレイクック複合施設の修復、保存、人材育成を支援し、研究を行う意欲のあるすべての国際パートナーを歓迎する」と述べた。「日本だけでなく、すべての国を歓迎します。私たちはさまざまなトレーニング プログラムやワークショップを常に歓迎しています」と述べている。

ナディ局長によると、これまでに 2 つのプロジェクトが完了しており、1 つ目はインド政府によるサンボ プレイ クック複合施設内の寺院の改修で、数か月前に完成したことに触れ、2 番目のプロジェクトは米国から資金提供を受け、サンボ プレイ クック寺院跡周辺に住む人々にカンボジアの遺産の価値についての認識を広め、その保護に貢献することを目的としていると付け加えた。

日本政府はこれまで、2009年から2012年にかけて複合施設の運営と修復活動を支援し、総額63万8,967ドルの資金を提供した。したがって今回は更なる追加支援になる。

掲載写真:Khmer Times

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