日本 バイヨン寺院の修復事業 更に50万㌦の支援

日本政府は、シェムリアップのアンコール トム遺跡群の中心のバイヨン寺院を復元修復することを目的とした新プロジェクトに 50 万ドルを費やす予定である、と在カンボジア日本大使館は述べた。

「この新たな支援が、アンコール遺跡の中で最も重要な寺院の 1 つであるバイヨン寺院の保存と修復作業の円滑な実施に貢献することを願っています」と、日本大使館とカンボジアの文化省が共同で発行した声明は述べている。

これについては、プレスリリースによると、日本大使館は「JASA プロジェクトに関するバイヨンの中央塔の安定化工事のための車両および重機の購入と保守、資材の購入のための支援プロジェクト」と題するプロジェクトに総額 520,847 ドルを費やす予定であるという。

既に日本政府によるアンコール遺跡群の修復活動の無償支援は、アンコールワットの参道、アンコールワット外陣の参道の北経蔵の修復やサンボープレイクック遺跡の寺院修復を行い、今回のバイヨン寺院では東側に位置する南北の両経蔵の修復を終えている。

在カンボジア日本国大使館参事官兼報道官:久保知子氏によると、日本政府は、早稲田大学名誉教授中川毅氏が率いるアンコール遺跡保護日本政府チーム(JSA)を通じて、主にバイヨン寺院の保存修復作業に貢献してきており、

「1994年から現在まで、日本政府はバイヨン寺院を中心に保存修復に貢献してきました。

「日本政府はこれまでにバイヨン寺院を中心に保存修復活動に総額約 2700 万ドルを費やしてきました。」

と述べ、これは、世界文化遺産保存のためのユネスコ日本信託基金による寺院の修復の第 6 段階に当たる。2018年、日本政府とカンボジア政府は、プロジェクトの第5段階の資金として150万ドルを割り当てた、と述べている。さらに修復費用を50万㌦の追加支援を日本政府が負担するいうことである。この負担によって

「この新しいサポートを提供する決定は、JASA チームがバイヨン寺院の中央塔より効率的かつスムーズに作業を実行できるようにするために行われました。」と同報道官が述べるように南北経蔵修復後は完了したので中央祠堂の修復に引き続き取り組むということです。

掲載画像:Khmer Times

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