旗幟鮮明!首相 カンボジアの外交官に「ウクライナ侵攻に反対」を指示

フン・セン首相は今朝、カンボジアの外交官に、すべての国際的な場でロシアのウクライナ侵攻に反対する姿勢をとるように、と述べた。

これは、国道21号線の開通式のスポーチで首相が述べたという。Khmer Timesの報道では内容は下記の通りである。

「それが私たちの絶対的なスタンスです」、「私は、(カンボジアの外交官がロシアとウクライナの間の紛争に投票しなければならないときはいつでも、彼らは侵略と力の使用に反対票を投じなければならないというガイドラインを与える。」

「それに賛成票を投じると、強者が弱者に侵入するのを見る世界に悪い習慣が生まれます。では、将来誰かが私たちに侵入した場合、誰が助けてくれるでしょうか?」

カンボジアは今月初め、ウクライナの侵略を非難し、ロシアにウクライナからの撤退を求める国連緊急決議を支持している。これは岸田首相とフンセン首相の共同声明で確認されたことでもある。

これで、対外的にカンボジアは旗幟を鮮明にしたことになる。

残りはインドであるが、米国は旗幟鮮明にするよう外交的な圧力をかけている。

日本・カンボジア共同声明の内容を真逆に伝え、責任逃れでNHKワールドを利用したKhmer Timesの22日の報道はこうしたフンセン主首相の発言で矛盾を生じるような記事を掲載する、これがまさにカンボジアのKhmer Timesである。

*下の記事を参考に

こうした記事を英語翻訳の日本語コピー・ペーストで掲載し低劣なプロパガンダに加担する日本語ニュースサイトがいまだある。ロシアの国営テレビのアナウンサーには政府のプロパガンダ(政治的宣伝工作)の自覚があったが、この手の日本語サイトには自覚がない。ご注意ください。

 

掲載写真 イメージ 画像:Khmer Times

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