4月22日(土)にカンポット州警察は、5,000 世帯以上が 4,000 万ドル以上を失う原因となった投資計画をめぐって、有名な不動産王で知られる大物実業家と彼の 8 人の仲間を逮捕した。
カンポットで不動産王として知られるチア・サロン・リアルティ株式会社の所有者である実業家:チア・サロンと彼の仲間の逮捕は、彼等が村人に有力な投資であると勧めた計画は破綻し、詐欺のような状況で物議をかもしている。
先週、主にカンポット州とタケオ州の多くの人々がオンラインで、カンポットのチョーク地区に本拠を置く被疑者:サロンの会社が約束された高収益を提供できなかった後、彼と彼のスタッフに投資するよう説得された村人たちは彼らに騙されたと非難した。
この投資計画は、被疑者:サロン Saron が元本の最大 50% 以上の有利な収益を約束したため、村人の多くが投資家となって会社に投資するための貯蓄や金融機関からの融資を申請で得たお金を費やしたという。しかし、その後、この投資の約束は果たされなかったと村人たちは主張している。先ずは「元本の最大 50% 以上の有利な収益」なんていう投資なんてあり得ないというのが常識であるが、被疑者の大物誇示や羽振りの良さからか、多くの人々はコロっと騙され欲に眼が眩(くら)んだようだ大金をはたいたようだ。
この問題は非常に大きくなったため、4月22日(土)にカンポット州知事:Mao Thonin 氏は、実際的な解決策を見つけるために、会社と投資家の間の公開フォーラムを呼びかけた。集会中、多くの投資家は、被疑者:サロンが彼らのお金を騙し取り、責任を逃れようとしていると非難したという。それら投資家の中には、安定した収入源のない障害者や退職者も含まれており、銀行やマイクロファイナンス機関に融資を求めたときに会社が保証人になったと主張している。
投資家と知事と集会に直面して、被疑者:サロンは責任を認めたが、彼の会社の財政的惨事は景気後退のせいにした。
「2022 年 2 月、私はプノンペンでの事業を拡大し、COVID-19 はもはや問題ではないと信じていたため、私の会社は財務準備金をすべて使い果たしました」、「しかし、その後、住宅の需要が急激に減少し、私たちの住宅ユニットはまったく売れなくなりました。」などと述べた。
しかし、土曜日の集会で、サロンは、投資家の担保を彼の資産に置き換えることによって、投資家が借りたすべてのローンと利息を返済するという知事の勧告を受け入れ、それらを返済するために、自分の貯蓄に投資した投資家に関する情報を収集するための1か月間の猶予を求めたという。「私にはお金はありませんが、不動産はまだあります」とサロンは述べたという。
しかし、4月22日(土)の夜、カンポット州警察は、サロンと彼の会社の 8 人のメンバーを逮捕したと発表しました。
チューク地区副警察署長:チェン・サンバス氏は、サロン以外の容疑者をイーム・サムロブ、イェス・ヴァンナ、ロム・ヴィチェカ、チア・サリー、チア・サリス、ヴォーン・キーン、ルッチ・リープ、フェアン・アワーと特定している。彼らは全員、同社の上級マーケティング責任者の地位にあったという。
同氏は、逮捕された被疑者たちは刑法第 377 条、380 条、629 条、630 条に基づき、「状況を悪化させる詐欺、公文書の偽造、偽造公文書の使用」で告発されたと述べた。「彼らの逮捕は村人の苦情に従ってである」と述べている。
掲載写真:Khmer Times