シンガポール国際エネルギーウィークのイベントに参加している鉱山・エネルギー省：ケオロタナク大臣が、カンボジアは増大するエネルギー需要に応える戦略の一環として、太陽光と風力エネルギーの導入に向けた準備を進めていると述べた。
カンボジアはエネルギー源の多様化を目指しており、水力発電を補完し、ベトナムやラオスなどの近隣諸国と統合するためにも太陽光と風力発電を重視している。気候変動による水力発電の脆弱性に関する懸念が、こうした変化を促したという。
カンボジアはまた、1,000メガワットの水力発電プロジェクトを計画しており、エネルギー転換を加速するための地域電力融通戦略を模索しており、準地域的および地域的相互接続の必要性を強調している。
カンボジアは伝統的に水力発電に依存してきましたが、化石燃料への依存（火力発電）を削減しようとしている。急速に増大するエネルギー需要に対処し、近隣諸国からの電力輸入への依存を減らすため、同国のエネルギー安全保障は依然として国家として最優先事項の一つである。
政府は国内のエネルギー資源を活用してエネルギー安全保障を強化するため、2022年から2040年までの電源開発計画（PDP）を策定している。
掲載写真：イメージ Khmer Tiemes
