ノロドム・シハモニ国王は21日(木)、11月8日の国会、11月13日の上院の承認を受けて、カンボジア・ラオス・ベトナム開発三角地帯(CLV-DTA)の貿易促進・円滑化に関する協定を正式に破棄する勅令を発布した。
このCLV-DTAの一部であるこの協定の撤回は、当初政府によって2024年9月20日に発表されていた。
勅令には、「この法律は、カンボジア・ラオス・ベトナム開発三角地帯における貿易促進および円滑化に関する協定に基づき、カンボジア王国の協定撤退が確定した日から発効する」と記されている。
「カンボジア王国政府は、カンボジア・ラオス・ベトナム開発三角地帯における貿易促進・円滑化協定からの最終的な撤退を確実にするために必要なすべての手続きと作業を実施するものとする」と政令は付け加えている。
カンボジアは憲法で立憲君主制を採用しており、重要法案及び外交関連批准は形式上、国王の承認を必要とする「君臨すれど統治せず」である。
掲載写真:王室の提供