国家社会保障基金(NSSF)は、大家族の全員が制度によって付与される医療給付を受けられるように、現在の個人向け保険に加えて「家族向けパッケージ」の確立に取り組んでいる。
この新たな取り組みは、貧困層に利益をもたらす制度をより広範囲に適用するという構想を発表したフン・マネ首相の政策推進を受けて行われた。
同首相は10日(火)、プノンペンで韓国政府からの優遇融資で賄われる保健科学大学病院建設の起工式を主宰した際にこの発表を行った。
「現在、NSSFの加入者は個人で保険に加入しているが、責任機関は十分に確立されていない。我々は月額15,600リエルの拠出金で同様の給付を提供する任意の社会保障制度を導入した」と首相は付け加えた。
「最近、アウン・ポーンモニロット副首相兼経済財務大臣とヘン・スール労働職業訓練大臣(MLTVT)との会談が行われ、家族向けパッケージを含むようにこの制度を拡大する可能性について話し合った」と首相は述べている。
首相によれば、健康平等基金(HEF)と国家社会保障基金(NSSF)はこれまでに全国の700万人以上の国民をカバーしており、これは全人口の41%に相当する。
掲載写真:首相府の提供