国境部隊の軍将校は、指揮官が汚職を犯し、職権を乱用し、軍から将校としての地位剥奪と追放について、SNS上で告発している。
ラート・ティナ少尉は、直属の上官から軍を辞職するよう命じられたと主張し、政府指導部、特にフン・セン上院議長と汚職対策部隊(ACU)に介入を求めている。
ティナ元中尉は、プレアビヒア州のカンボジア・タイ国境に拠点を置く武器倉庫管理部隊の「B」部隊の隊長だった。彼は、部隊長のプラック・サラン中佐から虐待を受けたと語った。
ティナ氏は、プレアビヒア州の土地譲渡会社が、地元住民を犠牲にした数百件の土地収奪事件に関与していたと付け加えた。ティナ氏は、州当局、フン・セン上院議長、フン・マネト首相の介入により、土地は後に土地譲渡会社から返還されたと付け加えた。
そのため、上官のサラン中佐が、盗まれた土地の返還にティナ氏が関与したことに激怒し、退役を命じたと主張した。
ティナさんは、辞職を強要されただけでなく、サラン中佐から常に虐待を受けていたと語った。
彼は軍を辞め、家族と一緒に暮らすために軍のキャンプを離れたとも付け加えている。
汚職対策部隊はまた、給料が支払われる兵士や新兵の名前が伏せられるなど、部隊には汚職が蔓延していると主張した。さらに汚職対策部隊ACUに対し、サラン中佐と第4地域軍の武器倉庫管理部隊を調査するよう要請した。
しかし、第4地域軍は9月2日(月)にティナ氏の主張を否定する声明を発表した。同軍の報告書によると、ティナ氏は一般的に自由に旅行し、命令を無視し、カンボジア王国軍(RCAF)の規律を軽視していための処分だった主張している。
いずれにせよ、軍の上層部の腐敗か、告発者の怠慢勤務か、告発者がSNS上に投稿したため、このままでは済まなくなった感がある。
掲載写真:SNS上の投稿で訴えるティナ氏(元中尉) Khmer Times掲載