国境検問所での手数料徴収の噂?沈静化へ

内務省入国管理総局は、「タイ国境の入国管理官がカンボジアに帰国する出稼ぎ労働者の書類の迅速な返還と引き換えに手数料を取っているという噂」に反論した。噂というが、実際には管理局職員は自国の出稼ぎ労働者が国境を超える際に機会があれば手数料と称して徴収していることは、他の公共機関(例えば郵便局)と同様に確かな事実である。が、今年は新内務大臣が厳命しているため、取りずらい、取ってはいけない、ということである。

4月8日移民総局(GDI)が発表したプレスリリースによると、先週5日(金)、ラス・モンクル・ボリーという名のフェイスブックアカウントが、「無料は簡単ではない。書類をすぐに受け取りたい場合は、400 バーツを支払わなければなりません。」という国境の混雑を映す動画を投稿している。この情報を聞いたGDIが調査したところ、ソーシャルメディアに投稿された国境の混雑の写真は、投稿者が主張していたカンボジアのプノンデイ国境検問所のものではなく、実際にはプノンデイ検問所のタイ側のものであることが判明したという。

また、内務省やその他の機関の職員らが今週、国境検問所を訪れ、カンボジア人の帰還を確認し歓迎する予定であると付け加えた。GDIはまた、国内および国際社会に影響を与えるポジティブな情報の共有に注目し、フォローアップし、参加してくださった国民およびあらゆる種類のソーシャルメディアユーザーに感謝の意を表した。

入国管理当局によると、5日(土)の時点で97,377人以上のカンボジア人がタイで働き、生活しており、そのうち31,039人がクメール正月(KNY)に帰国したと報告した。

なお、タイも国境ゲートでの再入国のカンボジア人出稼ぎ労働者から料金徴収を禁止している。

掲載写真:移民総局(GDI)

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