各地で学校再開を急ぐ 懐疑的な保護者もいる

カンボジアでは、各地で学校再開の動きが始まっている。

最もワクチン接種率の高いプノンペン都の私立学校と公立学校では、9月15日に文部省が教育機関の再開を承認した後、200余の学校が対面授業を再開した。だが、都内の全ての学校が再開したわけではなく、私立学校によっては20日(月)から再開するというところもある。

学校再開の懐疑的な保護者もいる、私立学校に転校の動き

また、学校再開に懐疑的な保護者もおり、しばらく様子見をしてから登校させるという保護者も少なくない。無理からぬことで、プノンペンや各州の感染状況の報道が学校再開の報道と共に反比例で減っているが、現実には8月末から減った感染数は右肩上がりに増えている。さらにオンライン授業が長く続き、私立学校に高額な費用に疑問をもった保護者には、より低額な学校に転校する動きがこの8月に顕著になったという。

プノンペン全体で中学校から高校レベルまでの合計227の公立および私立学校が教室とキャンパスを開設しましたという。その総数の68は公立であり、159は私立の教育機関です。

約139,578人の学生が学校に入学したことが記録(在籍)され、10,443人の教師と教職員が記録されました。すべての生徒と教師はCovid-19の予防接種を受けていることが必須条件である。

都知事によると、ワクチン接種を受けた生徒と教師だけが学校に戻ることができる。学校の再開は、12歳から18歳までの教師と若者の間での高い予防接種によって可能になった。今回の中・高等学校あたる学校再開の評価は、幼稚園と初等教育レベル(小学校)の学校を再開するための前提条件となっている。今後、感染状況次第の所もある。あくまでリスクの低い地域の学校のみが再び機能することが許可されている。プノンペンのある地区やシェムリアップ州など感染蔓延地域は未だ学校再開できる条件をクリアできていない。

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