国王勅令によると、米国生まれのインフルエンサーで起業家のジェシー・マコール氏が内務省の顧問の一人に任命されたという。
ノロドム・シハモニ国王は12月27日に発布された勅令で、マコール氏と他の17名に「無給」の顧問の地位を与えた。マコール氏は国務次官に相当するこの名誉ある地位に任命された数少ない外国人の一人となった。
任命に際し、マコール氏はソーシャルメディアを通じて、国王、フン・マネ首相、サル・ソカ内務大臣に栄誉に対する感謝の意を表した。同氏は、カンボジアに住む外国人としてこれまで目撃してきた発展と平和の過程について言及し、
「数十年にわたりカンボジアに住んでいる外国人として、私はこの国の目覚ましい発展を直接目撃し、平和と安定を享受してきた」と彼は加えた。
カンボジアを国際舞台に引き上げることに尽力しており、「国際舞台におけるカンボジアの認知度と支持をさらに高めるために全力を尽くすことを誓います」と彼は述べいる。
米国出身のマコール氏は、カンボジアのネットユーザーの間では、カンボジアでの生活に関するコンテンツを作成するクメール語のインフルエンサーとしてよく知られている。彼のコンテンツは、カンボジアの観光や伝統文化など、カンボジアの良い面を宣伝している。彼は、14万人のフォロワーがいるFacebookページと、36万人を超えるフォロワーがいるTikTokアカウントで、本名でモチベーションを高めるビデオを制作している。
マコール氏はカンボジアで成功した起業家であり投資家でもある。
現在はAZグループのシニアアドバイザーを務めており、2021年からその職に就いている。また、清算コンサルティングや資本投資プロジェクトなどのプロジェクトや、金融およびリスクサービスも担当し、金融コンサルタントとしても働いている。
掲載写真:内務省の提供