
当局はプノンペン都と17州の118か所を検査し、4,983人の容疑者を逮捕し、4,000人以上の外国人を国外追放した。
サイバー犯罪対策委員会(CCC)事務局は、裁判所が台湾、ベトナム、日本、韓国、インドネシア、ミャンマー、マレーシア、カンボジアの女性39人を含む首謀者と共犯者168人に関わる35件の重大事件について現在訴訟手続きを行っていると述べた。
CCC事務局は、6月27日から12月18日までの6か月間の報告書の中で、国際犯罪と闘うためにカンボジアと世界中のパートナー諸国との国際協力が重要であることを強調した。
同省は、こうした協力によりサイバー犯罪対策、特にオンライン詐欺の背後にあるネットワークや組織の特定において積極的かつ持続的な成果が得られたと述べた。
このほど、ようやく日本人が逮捕され。国外追放にあったことが、カンボジアで国内報道が解禁されたようである。
日本での速報:12月11日 「カンボジア南部シアヌークビルで日本人16人拘束 特殊詐欺に関与か 中国系企業によるカジノ開発などの影で国際犯罪拠点に」
既に12月11日、日本国内では上掲のTBSニュース他、各社がシハヌークビルの詐欺拠点の捜索で16人を拘束したことが報じられている。

カンボジア南部の都市シアヌークビルにある特殊詐欺拠点とみられる施設で、日本人16人が現地当局に拘束されていたことが分かりました。
カンボジアの首都プノンペンにある日本大使館によりますと、南部シアヌークビルで今月11日、日本人16人が拘束されたと現地当局から連絡があったということである。
摘発されたのは特殊詐欺拠点とみられる施設で、日本人16人は詐欺に関関わった疑いがあるということです。日本大使館は、詳細な情報を確認するとともに、現地当局と連携して対応にあたるとしています。
カンボジアでは近年、シアヌークビルを含む各地で中国系企業によるカジノ開発などが進む一方、特殊詐欺といった国際犯罪拠点(特に中国人マフィア組織)の摘発が後を絶たず、日本人グループの拘束も相次いでいる。
上掲の記事は12日に報道されたが、カンボジア国内では報道がようやく22日(月)に解禁されたようである。日本大使館はいち早くこの事件を知っていたようだが、在カンボジア日本人には具体的な連絡はない。なお、韓国人の拘束や救出は詐欺拠点の韓国人学生拷問殺人事件が起こり、韓国で対カンボジア感情の悪化で詐欺拠点捜索での韓国人の拘束・救出の摘発についてはいち早くカンボジア国内で報道されている。
日本人の拘束者16人については全員国外追放で日本国内の取り調べが予定されている。
掲載写真:サイバー犯罪対策委員会(CCC)事務局 Khmer Times掲載

