農村開発省は14日(火)、全国的な水不足問題に対処する計画を実施したと発表した。
農村開発省の報道官兼国務次官:ピット・カルナ氏によると、同省は新しい井戸やコミュニティの池を修復、造成することで水不足の解決に注力してきたとのことである。また、「同省はプノンペンと24の州に対し、今年の経験を今後数年間に予想される災害を軽減する計画の策定に活用するよう指示した」と述べている。
ポーサット州農村開発局のティム・ソファラ局長は先週10日(金)、同州クラコール地区ノートルト・チュム自治区トゥベンチュルム村にある給水ポンプ井戸を修復するために技術チームが派遣され、10世帯が恩恵を受けたと報告されている。さらに同地区クバル・トラッチ自治区のトロ・ペア・ロムデン村にある別の井戸に追加の修理が行われ、11世帯が支援されたと述べている。また、同州のタラー・センチェイ地区にあるハル・ティル村のさまざまな場所で井戸を掘削しており、地元住民の水需要に対応するために掘削を継続する予定であると付け加えた。
農村開発省によると、パイリン州局はパイリン市当局と協力し、先週11日(土)、サラ・クラオ自治区スレ・アンティーク村にある4つの井戸と、ボル・ヤカ・コミューンにある1つの井戸を修理したという報告も受けている。
全国各地の水不足が発生しており、今年の熱波による水不足が今後どのような問題につながるかという懸念がある
掲載写真:農村開発省の提供 Khmer Times