入国管理局は、ビザとパスポートの有効期限が切れ外国人を「厳密に調査」

カンボジアの入国管理局は17日の会議で、有効期限が切れたビザとパスポートを持ってカンボジアに居住している外国人を厳しく調査し、取り締まると述べた。今更の感があるが、ビザ切れ(オーバースティ)の外国人の数が無視できないものになってきたのであろう。

要はビザ更新が何らかの事情で更新しない、できない(犯罪歴、ビザ条件ー労働許可書やその他条件の証明書がない等)などでそのまま居座っている外国人はどこの国でも不良外国人である、中には日本人もいるというまことしやかな噂が以前からある。

同会議は、入国管理局・長官:カース・チャンタリス氏が主導し、「外国人犯罪者が逮捕された後、関連部門が問題をチェックして解決する必要がある」「さらに、カンボジアに住む外国人は、パスポートとビザの両方が有効で有効期限が切れていないことを確認するために厳密に調査する必要があります」と念を押している。

非合法な滞在を続けている者には、「どうせカンボジアだから」とタカを喰って居座っている者も多く、このニュース、戦々恐々としているではないか。もちろん大使館(領事館)に駆け込んでも、自業自得と「罰金払って帰国しなさい」という答えが返ってくるだけである。

掲載写真:ビザ切れで摘発された外国人 画像:Khmer Times

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