保健省の警告ー差し迫った悲劇ー「デルタ型」の確認数を発表 総計75人?

保健省、7月のデルタ株37人を確認、その内訳タイから帰国34人、空港で3人

保健省のプレスリリースによると、2021年7月7日と14日にカンボジアに入る乗客にKovid-19ウイルスB.1.617.2(デルタ)の37人の新しい症例が確認されたという。その内訳は、タイ国境経由で34人、プノンペン空港経由で3人あります。空港での入国検疫の3人は、インドネシア人、シンガポール人、マレーシア人である。

突然、デルタ株発見総数75件になる

Khmer Timesは「これによりこれにより、デルタバリアントのケースの総数は75になります。」とさりげなく記述しているが、7月1日の時点での6月の保健省発表によるデルタ型の確認数は22人であった。75-22=53人、53-37=16人はどこにいたのか?

同紙は今週に入って、保健省批判ともいえるような記事を掲載し、特にインド変異種デルタ型の発表がない、とフンセン首相が激怒とした旧デューク・ホテルの例まで取り上げて保健省の姿勢をあてこすっていた。それが、下のような保健省を声明を乗せて記事を終わりにしている。

声明は次のとおり

'2021年7月7日と14日、カンボジア王国保健省は、2021年7月7日と14日のカンボジアのパスツール研究所による分析の結果によると、国民に通知したいと思います。カンボジアは、タイから港を経由して帰国した乗客を含め、新たに変異したCOVID-19ウイルス(1.617-2(デルタ))の37例(女性22例)を検出しました。

カンボジアとタイの国境を接する34人の乗客と飛行機で3人の外国人乗客は次のとおりです(影響を受ける人の名前が表示されている)

2021年3月31日から2021年7月14日までに、カンボジアは合計75例の陽性COVID-19ウイルス(Deta)を検出したことに注意してください。これは輸入の場合です。」

曰く言い難し、といった保健省の発表とKhmer timesの報道であるが、遅ればせながらデルタ型の感染が危惧される状況であるということを認めた感がある

状況は次の記事をご参考にしてください。奇しくも上記の記事は、日本大使館からの<注意喚起メールの配信内容に重なっていいます。

保健省の州務長官であり、全国的枠組みのCCCC 19の議長であるDr.Or Vandine女史は次のように警告した。(7月17日)

国務長官はデルタの変種について警告している:「公衆衛生の悲劇が差し迫っており、私たちは赤い線を越えることに直面するかもしれない。」

 

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