企画省 カンボジアは2050年に高所得国にー計画段階で内容、根拠不明ー

企画(計画)省は、カンボジア経済の軌道目標を打ち出し、2030年までに高中所得国、2050年までに高所得国になると述べた。これは、同省の公式Facebookページへの投稿によるものです。

カンボジア企画(計画)省とベトナム計画省は、2030年までのカンボジアとベトナムの経済関係に関するそれぞれのマスタープランの起草を開始し、2022年までに2つの政府首脳とカンボジア-ラオス-ベトナムの権限の下で完成するという。

開発トライアングルエリア(CLV-DTA)の協力によってマスタープランが完了すると、カンボジアより高い中所得、そして最終的には高所得という目標の達成が容易になるだろうと見込んでいる。カンボジアは過去10年間で開発が大きく飛躍し、都市の景観は10年前とは大きく異なった。同国はまた、他国との貿易協定の確保と農業輸出の強化に取り組んでおり、農業部門を後押ししている。

計画であって、その先どうなるかは全く不明

誰でも気づくようにあくまで目標と計画に過ぎない。目標達成のマスタープランがあることはわかるが、その内容、特に警告の根拠となるものが全く解らず、また高中所得国や高所得国が具体的にどんな基準なのかも全く解らない。こうした話、例えばプノンペンの鉄道中央駅前に地下駐車場を造る計画が2016年にあったが、計画段階で関係バス会社が招集されたが、たった1回開かれただけで、その後の会合はない。時々競い合うように上がる省庁のアリバイ観測気球の域を出ないと、思われる。

掲載画像:Khmer Timesより。

 

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