タイ東部のスリン州の国境警備隊は、「カンボジアの王女」と自称する詐欺師が、「プライベートパーティーに出席するためにバンコクに旅行する予定である」という報告を受けた後、捜査を始めた。
タイ国内メディア:バンコクポストによると、タイのスリン州知事:スワポン・キティファトピブルは29日に偽王女の詐欺について警告を発し、彼女が入国しようとした場合は地方当局に規則を施行するよう要請したという。同警報はすべての地区長と州入国管理局長に送られたという。
同警告によれば、カンボジアのいわゆる「プリンセス・コソマテビーノロドム」であると主張する女性については、プノンペンのタイ大使館によると、カンボジアの王室にはこの名前の王女がいないという。警告によると、同詐欺師女性は、以前は別のカンボジアの王女であると主張し、2017年にKosomaktevy Pichという名前の通常のパスポートでタイを訪れた女性のようであると見ている。
これまでのところ、タイ外務省はタイへの入国申請を受け取っていないという。しかし、地区長と入国管理局の職員が警戒を怠っていないので、同詐欺師女性は近づかないか、別のルートで入る可能性があるという。
タイのメディアによると、記者はカンボジアの王子:Sisuwat Kusumanaree Rattanaの親友から追加情報を受け取った。バンコクのいくつかの場所でプライベートパーティーを宣伝し、カンボジアの王族のふりをしている女性を描いたポスターを手に入れた。
カンボジア内務省は外務省から、国家警察署がカンボジア王室の一員であるゴソマ・デヴィ・ノロドム王女の訪問に関する情報を受け取ったという。
タイ外務省は、当該人物の航空機を経由してタイに入国するためのタイパス申請書をまだ受け取っていないという。どうやら名うての詐欺女性でこれまでも余罪を重ねているようである。
掲載写真:タイのメディア掲載のパーティー宣伝の画像 バンコクポストよりKhmer Timesが転載。