中国公安省(MPS)は21日(日)、中国警察がカンボジアから強制送還された違法ギャンブルと詐欺の容疑者680人以上の送還者を受け取ったとの発表を中国国営・新華社が伝えた。
中国の警察がチャーターした民間航空機2機が日曜早朝、容疑者135人の最後の一団をカンボジアから中国中部湖北省の首都武漢に連れ帰った。
中国とカンボジアの警察が違法ギャンブルや詐欺に関連した犯罪を取り締まるために共同作戦を開始したため、「これは現在までの、今年の送還完了を示すものである」と同省は述べた。
カンボジアからの強制本国送還は4月初めに数回に分けて始まった。
近年、中国警察は国境を越えた賭博や通信詐欺などの顕著な犯罪と闘うため、国際協力を継続的に強化している。
今年だけで中国警察はミャンマー、フィリピン、アラブ首長国連邦などの国々からそのような容疑者数万人を強制送還を受領している。
中国公安省(MPS)は、国民に一層の警戒を呼び掛けると同時に、このような犯罪に対して強い圧力を維持すると誓った。
掲載写真新華社通信